

このたび弊社は、2025年3月10日、中国・深セン市南山区に位置する「深圳(セン)未来創新服務中心」(MIRAI Innovation Center Shenzhen/MICS)内に、AI研究開発拠点「エックスラボ(※)」を開設いたしました。本拠点は、香港・深センを中心とするグレーターベイエリア(GBA)の先端技術エコシステムと、当社の主要市場である日本およびASEANをつなぐハブとしての役割を担います。AIやロボティクスをはじめとする先端技術分野において、お客様へのソリューション提案力を一層強化し、さらなる価値創出に貢献してまいります。
本ラボの主要機能
1. 広域産学連携の推進
グレーターベイエリア(GBA)の大学・研究機関およびローカル企業と連携し、先端AI技術の共同研究開発を推進します。
2. 実証実験(PoC)プラットフォーム
先端技術および研究成果の迅速な実用化を目指し、顧客のニーズに即した実証実験環境を整備。技術とビジネスの接続を最適化します。
3. クロスボーダー技術協業
日本やASEANを中心とするAPAC市場において構築したXeneraのビジネスネットワークを活用し、AI・ロボティクス分野における国際技術移転と新ビジネスモデルの共創を支援します。
4. グローバル人材育成
技術者向け国際交流プログラムを実施し、先端技術と多国籍ビジネス知見を兼ね備えた次世代AI人材の育成に注力します。
戦略的意義
本施設の開設により、当社は「先端技術をエンドユーザーのもとへ確実に届け、実用化まで導くラストワンマイルの実現」に向けた課題解決能力を強化。クライアント企業のデジタルトランスフォーメーションを加速し、市場競争における持続的な優位性の獲得を包括的に支援してまいります。
今後もXeneraは、技術イノベーションハブおよびAIを活用したビジネス変革の専門家集団として、社会課題解決型AI開発を通じた持続可能な価値創造に取り組んでまいります。
Xeneraについて
Xeneraは、「Creating a better world with AI(AIでより良い社会の構築を目指して)」をパーパスに掲げ、日本およびASEANを中心とするアジア・パシフィック地域のグローバル企業向けに、「AI × メタバース」などの先端デジタル領域における卓越した技術力と高品質なサービスを提供し、より良い社会の実現に貢献しています。
深圳(セン)未来創新服務中心について
「深圳(セン)未来創新服務中心」(MIRAI Innovation Center Shenzhen/MICS)は、みらいコンサルティング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:久保光雄)が運営する、中国・深センにおけるクロスボーダーイノベーションを創出する拠点です。
本センターは、日本企業向けのシェアスペースおよびインキュベーション施設として機能し、包括的なコンサルティングサービスを提供することで、深センと日本をつなぐビジネスハブとしての役割を担っています。